四万十市 合併浄化槽設置の補助制度
四万十市では、合併処理浄化槽の設置に対し、上限30万円の補助があります。
今年は2020年5月26日から受付開始しているそうです。
5月頃の受付開始で夏には、申込数が上限に達してしまうと、うわさの補助金です。
すでに枠の2割程度、申し込みが入っているそうです。
(5月29日、市役所に電話確認した際のお答えです)
※2020年度の受付は終了しています※
1、申請方法
必要な書類を、四万十市役所 5階上下水道課へ提出します。
郵送でも受け付け可能だそうですが、何か不備があった際には再度の提出になります。
持参すればその場で聞くこともできるので、安心かと思います。
不備がなければ先着順で受付け。
申請の際に、県税の納税証明書が必要になるそうです。
受付はすでに開始しており、先着順ですので、お急ぎください。
2、補助金対象の条件
①四万十市内の下水道エリア外の地域に限定されます。
現在、下水道が整備済でなくても、エリアに入っている場所は浄化槽補助金の対象になりません。
四万十市具同や渡川、古津賀、安並などが対象となります。
農業集落排水事業処理区域も下水道エリアと同等で、補助金対象外となります。
四万十市森沢と古津賀の一部分が、農業集落排水事業処理区域となっています。
ご不明な方は上下水道課にお問い合わせください。0880-34-6129
②自らが住む住宅のみです。
店舗併用住宅の場合は、住宅部分の床面積が全床面積の2分の1以上であれば対象となるそうです。
賃貸や販売を目的にした住宅や、別荘も補助対象にならないそうです。
現在、空家であれば、補助金を受けることはできません。
交付が受けられるかどうかの細かな要件があるようですので申請時にご確認ください。
3、必要書類
補助金交付申請書のほか、誓約書などを四万十市HPよりダウンロードできます。
申請書には、工事の見積もり明細書や、設置場所の計画図なども必要で、業者さんが手配するものだと思います。
もしも、売家を購入して浄化槽を設置したいと思う方は、家を所有し、浄化槽設置業者を決定しておかないと申請ができません。
▽現在の売家で、対象エリアにあり、浄化槽補助金が受けられる物件はこちら!▽
4、合併浄化槽設置の目的
四万十市によると「生活排水による公共用水域の水質汚濁の防止と快適な生活環境の創造を図ることを目的とする。」
売家の中にも、築年数が経過しており、現在も汲み取りであったり、簡易水洗が多く見られます。
合併処理浄化槽は、トイレからの汚水と、台所・風呂場等の排水も併せて処理し、きれいな水にして放流する施設です。
『合併浄化槽=トイレが水洗になる』と単純に思っていましたが、環境を守る重要な施設なのです。
工事費用を全額実費負担するのは難しいかと思います。
浄化槽設置工事費用の補助金が使用できれば、とても有難いですよね。
5、さいごに
四万十市によると、平成27年のデータでは、公共下水道の処理人口が25%、合併処理浄化槽の処理人口は52.2%という数字。
生活排水処理の未処理人口が全体の20.8%になるそうです。
未処理人口は、平成20年度の32.9%からは、減っていますが、まだ2割あります。
台所や洗面・浴室の排水の水がそのまま側溝を経由し、いつかは川や海へ流れてしまうということです。
四万十川の美しさは、四万十市民で守りたいですね。
※2020年度の受付は終了しています※
四万十市補助金事業について、こちらにもまとめています。
四万十市 住宅耐震化の補助金受付
四万十市 防災関係の補助金受付
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