住宅耐震化の補助金受付
広報しまんと5月号にて、2020年度の補助金受付開始が発表されています。
災害から命を守る【住宅耐震化事業】。
毎年、多くの申請が行われ、実施順位の決定は抽選になるそうです。
昭和56年5月31日以前の旧耐震基準で建築された住宅が対象となります。
古い住宅は、倒壊により、近隣住宅や避難経路に、被害をもたらす可能性があります。
ご自分が住んでいない空き家であっても、他者を巻き込んでしまう、大変な危険性があります。
診断を受け、耐震改修を受けることができれば、家の強度は増し、家の価値が上がります。
診断結果が出るだけでも、売却時に買主様に示すことができます。
住宅耐震化の補助金について、まとめてみました。
※2020年度の受付は終了しています※
1、耐震診断を受ける
2、耐震設計をする
診断の結果、「倒壊の可能性がある」となれば、耐震改修計画書を建築士が作成します。
こちらも四万十市HPより申請書をダウンロード、必要事項を記入し、申込をします。
主に、耐震診断時の内容を記入するようです。
補助金額:戸建住宅及び併用住宅 上限330,000円/棟
(共同住宅及び長屋については1戸330,000円の上限となります。)
上限を超えた場合には、申請者の負担となります。
3、耐震改修工事
4、本年度の受付方法
お申し込みの受付期間は2020年5月15日(金)から6月15日(月)まで。
四万十市役所3階の地震防災課での受付です。
耐震診断については、期間に限らず受付しています。
申請書と、そのほか必要書類を提出します。
抽選日時は6月22日の月曜日。
抽選に外れてしまった場合は、来年度に優先されるそうです。
すぐには対象にならなくても、申込しておくことが大切だと思います。
申請のお問い合わせ先はこちらです。
四万十市地震防災課 電話番号:0880-35-2044
※2020年度の受付は終了しています※
5、さいごに
昭和56年(1981年)の6月に、建築基準法が改正され、「新耐震」の基準が示されました。
それ以前が「旧耐震」と言われます。
新耐震基準では、震度6強から7程度の揺れでも倒壊しないような構造基準が設定されています。
旧耐震基準では震度5強程度の揺れでも倒壊しない、とされています。
旧耐震基準のままでは、震度6や7の地震に倒壊してしまう可能性があります。
2016年の熊本地震は最大震度6。
2011年の東日本大震災は最大震度7。
南海トラフ地震が発生した場合の被害想定によると、震度7だそうです。
いつ来るか分からない地震だからこそ、出来る備えをしていきましょう。
2020年4月25日現在、四万十市広報・四万十市地震防災課による情報です。
情報変更になる可能性がございますので、四万十市ホームページでご確認くださいませ。
四万十市地震防災課 電話番号:0880-35-2044
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