トイレの水が止まらない！？トラブルが発生したときの対処法について

今回は、賃貸物件にご入居中のお客様からお問い合わせの多い設備トラブルの事例をまとめてみました。

トラブルが発生した場合に何を確認すれば良いのか、またどのように対処を行えばよいか、確認のつもりで読み進めていただければと思います。

トイレの水が止まらない
エアコンがつかない
水道管の凍結・破裂
さいごに

トイレの水が止まらない

給水管やパッキンの老朽化、トイレタンク内部の破損、便器本体やウォシュレットからの水漏れなど、様々なケースがあります。

水が漏れている箇所によって修理方法が異なりますので、まずは焦らず、トイレのどこから水が漏れているのかを確認しましょう。

①給水管からの水漏れ

給水管の繋ぎ目から水が漏れている可能性が高く、パッキンの老朽化やナットの緩みが原因とされています。

応急処置
止水栓を閉めてください。

水漏れが発生した場合はまず止水栓を閉めてください。
マイナスドライバーが入り込む形をしており、時計回し（右回り）に動かなくなるまでひねると水をとめることができます。

あとは管理会社または大家さんに連絡し、必要な修理を行ってもらうだけです。

エアコンがつかない

寒い冬、暑い夏に

エアコンが動かなくなる＝故障

と考えてしまいがちですが、実は故障ではない場合もあります。

慌てて管理会社や大家さんに連絡する前に、まずは以下の4つの事態が起きていないか確認してみましょう。

①リモコンの故障や電池切れ

まずは、リモコンの故障や電池切れが起きていないかを確認してみましょう。

リモコンの電池を交換してみて、それでも動かない場合はリモコン本体の故障も考えられます。

「な～んだ、そんなこと？」と思うかもしれませんが、意外と見落としがちなので確認しておきたいところです。

②室外機の周りに物を置いていないか

今日（2022年2月6日）のような寒い日には使用することがないかもしれませんが・・

電源をつけても冷風が出ない、もしくは急に停止してしまった。そんな場合は室外機の周りに物を置いていないか確認をしてみましょう。

冷房を使用している際、室外機からは熱い風が出ているため、室外機の周りを物でふさいでしまっていると熱が排出されずこもってしまいます。

それが原因でエアコンから冷風が出ない場合があります。

③霜取り運転を行っていないか

3つ目のポイントは霜取り運転を行っていないかどうかです。

冬場に暖房を使用している場合、室外機からは冷たい風が出ています。

外にある室外機には霜がつきやすくなるため、この霜を溶かすために暖房の熱を室外機に使用する動作が霜取り運転です。

このとき、エアコンの室内機は停止しているので、慌てずにまってみましょう。

ちなみに霜取り運転は、雪の降る日や、気温が大幅に下がる日に起こりやすいので、エアコンの設定温度を低くしたりこまめにフィルターを掃除したりして、霜取り運転の回数を減らす対策を行いましょう。

④設定温度が適切か

まずは、冷房・暖房・ドライなど、運転モードをいま一度確認してみましょう。

また、室温と温度設定が合っていない場合もエアコンの効きが悪くなります。

冷房を使う際に室温が低かったり、暖房を使う際に高かったりするとエアコンが効きづらくなるため、設定温度と室温をもう一度確認することが大切です。

以上を確認したうえでも改善されない場合は管理会社または大家さんへ連絡しましょう。