わざわざ高知県、あえて四万十市を観光しませんか。
どうもみなさん、ボンジョルノ。
いや~、夏至も過ぎてしまいましたね~。
夏至がスッポリと梅雨に入っていたせいで日の長さを実感しづらかったかと思いますが、夏至は一年でもっとも昼が長い期間。
もう暦の上では夏至から小暑へ移り、これから冬至に向けて太陽が出ている時間が少しずつ短くなっていきます。
今回、梅雨が居座ったせいで歴史的な豪雨になったようですが、梅雨前線も存分に暴れて気も晴れたでしょう。
来年からはもっとお手柔らかにお願いしたいものですね。
暑いのが苦手な夜型人間なので、常に太陽は低く、早くあってほしいものですが、夏は夏でイベントごとも多く、楽しい時期であることは間違いありません!
夏本番ともなれば避暑地を求めて全国各地から清流四万十へなだれ込むことでしょうね。
その四万十川について前回書いた記事「四万十川を知る」では、その名前の由来にスポットを当てていましたが…
文字が多いし、読むのに時間が掛かる。
好きな人以外は興味ない話題。
と社内外からの酷評を受けて、興味ある話題を持ってきました。笑
四万十川についての第2弾。
題して、わざわざ高知県、あえて四万十市を観光しませんか。
IT化が進むことで在宅でパソコン一つあればどこにいても変わりなく仕事ができたり、あるいは農業をしたくて田舎に来た! といった理由で移住する人もいれば、落ち着いた環境で暮らしたい、都会の生活に疲れたという方が田舎に移住してくるのも活発になってきていました。
自分の思うところですが、今はその動きも少し落ち着いてきて、移住ではなく観光にシフトしているように感じます。
やはり都会での高い水準での生活を味わってしまうと田舎の生活の不便さにはなかなかアジャストできないものですからね。
そこで移住までいかない田舎の旅行が浮かんでくるわけですよ。
日本中に“田舎”なんて山ほどありますが、タイトルのとおり、わざわざ高知県、あえて四万十市を観光しませんか。
都会からの移住でいえば、なんせ四国の西の端。
ハードルの高いこと高跳びの如しですが、観光なら結構良い線いくんじゃないでしょうか。
田舎と呼ばれる地域ならどこだって自然はあるし、ご飯も美味しいものです。
ご飯が美味しくない田舎なんて見たことないし、自然が無いならそこはもう都会です。笑
ただその土俵でも四万十市は抜きんでるポテンシャルがあると思うんです。
なぜなら、森林面積日本一の高知県で、ダムがなくて生き物が生息しやすい清流の四万十川があって、世界最大規模の海流である黒潮があるんですよ?
アクセスさえ良くなれば最強の田舎になれるのでは??と地元愛が爆発しております。
※注:宮本は四万十市出身ではありません。
アクセスについて触れておくと高知空港にはLCCが乗り入れていませんが、お隣の愛媛県の松山空港にはLCCが乗り入れていて、安く来られるようになりました!
松山空港でオレンジジュースの出る蛇口をひねってからレンタカーで四万十市へというコースいいんじゃないでしょうか。
前置きが長くなりましたが、
いざ行こうってなったときに何をどう見るの?どういう楽しみ方がいいの?
インスタ映えする写真が撮りたい!
そんな声を今回、地元の不動産屋ならではの情報網を使って観光スポットなどをお伝えできればと思います。
※美味しいものは食事の真ん中で食べるタイプの宮本は、メイン(沈下橋)を中盤でご紹介いたします。お付き合いください。
まずはトンボ自然公園
6/17(日)にTOKIOの鉄腕DASHで取り上げられたこともあって、少し知名度が上がったのかな?
トンボなんて興味ねぇわ!なんて言わずに見てみてください。
ほら、綺麗。
年間を通じてたくさんのトンボが見られるので、自然を楽しみたい大人から生き物に触れあいたい子供までオススメのスポットです。
2億年前から姿を変えていないムカシトンボをはじめとする珍しい生き物はもちろん、四季折々の花がどの時期に行っても見られます。
そして、暑い中で外を歩くのに疲れたら学遊館“あきついお”へ。
あきつ=トンボ、いお=魚の別名だそうで、トンボと魚の展示が非常に見ごたえあり!
まずはここに足を運んで、清流で育つたくさんの生き物を知ってから四万十川に向かうのもありですね!
ちなみに7月であれば、オニヤンマやスイレンなどが見どころだそうですよ!
気になる方はGoogleマップのストリートビューでも公園内が見られるようなので、是非!
あきついおの開館時間は9時~17時で、毎週月曜日が休館日(月曜日が祝祭日ならその翌日)だそうです。
トンボ自然公園はいつでも何時でも見ていただけます!
※自然保護区のため、動植物を持ち帰るのは禁止されています。ご注意ください。
四万十市立郷土資料館
自分は高校時代、これを為松城と呼んでいましたが、社内では中村城と呼んでいたが多数派なので、中村城なのでしょう。
もともと中村城が築城されていた跡地に愛知県の犬山城をモデルに資料館として建てられているのが、この建物です。
現在改装工事が行われており、1~6階のうち、ガイダンスフロアである1階と展望室の6階以外は見ることが出来ません。
四万十市を一望するために行くから展示は見れなくてもいいよという方は是非足を運ばれてはどうでしょうか。
展示資料にも興味がある方は来年の2月に全館オープン予定なので、それ以降に行かれることをオススメします。
休館日は12月31日と1月1日、入館時間は8時30分~17時(最終入館は16時30分)とのことです。
ちなみに、この資料館の足元には為松公園という四万十市随一のお花見スポットがあるので、春先の四万十市観光ならここは外せません!
安並の水車とあじさい
これはまさに梅雨の時期に行ってほしい観光スポットですね。
濡れた水車とあじさいはインスタ映え間違いなしです。
あじさいの見頃は5月下旬~6月なので、今だと最盛期は過ぎています。
豪雨の前であれば、まだ綺麗に咲いていたのですが…
ただ、あじさいがなくてもカッタンコットンとゆったりと回る水車にノスタルジーに浸れること間違いなしですよ!
ついでに少しディープなスポットも紹介しておきましょう。 新安並温泉スタンドです。
100円で50リットルの源泉が買える場所。
浴槽に浸かるくらいで考えると400円分も買えば十分ですね。
あるいは少なめに買って、お湯を足して入るのもアリ。
安並の運動公園にあるテニスコートの駐車場隅にあり、誰でも購入できるので持って帰って自宅で貸切温泉気分を味わってください。
泉質はアルカリ性単純温泉で、成分が濃くないので肌にも優しく、肌の角質をとる効果や保湿効果があるので、肌はしっとりつるつるに。
…あ、この温泉は「美人の湯」と呼ばれているそうですよ。
※ご購入の際はポリタンク等の容器を持って行ってください。
やっぱりこれが目玉、沈下橋
四万十川といえばやっぱりこれでしょ。
沈下橋。
今回の豪雨でももちろん沈みました。
欄干に流木が引っかかって壊されるなら欄干をなくせばいいじゃない。
…こういうエポックメイキングな発想を出来るようになりたいですね。
中でも一番下流にある佐田の沈下橋が一番有名ではないでしょうか。
四万十川に架かる沈下橋の中でも最長で、四万十自動車学校の教習コースとしても有名になりました。笑
距離が長い分、渡る時の爽快感は一番ありますね。
歩行者がいるときや車のすれ違いはかなり気を使いますが、この沈下橋、初級編です。笑
試される橋、三里の沈下橋
四万十市から向かえば、佐田の次の沈下橋がこちらの沈下橋ですが、橋の幅も水深も佐田からグレードアップされています。
現在補修が終わり、渡ることが出来るので興味がある方はチャレンジを。
ちなみに、個人的には一番綺麗な沈下橋だと思います。
インスタ映えならこれ、岩間の沈下橋
ポスターなどでよく使われるので、沈下橋と聞いて浮かぶのがこの風景という方も多いと思います。
最高のアングルを探して、プロ顔負けの最高の写真を撮ってください!
隠れた名所、香山寺
「ほら、具同の、山の上の、三重塔みたいな…」といえば四万十市民はピンときます。笑
実際に行く方は少ないかもしれませんが、実は結構名所。
4月末頃~5月中頃まで楽しめる藤の花が有名なところです。
なんと世界中の藤のうち、32種類が花を咲かせる品種で、そのすべてがこちらで見ることが出来るんです!
藤の花ももちろん綺麗ですが、その眺望も非常に綺麗です。
四万十市が一望できる立地、しかも三重塔の中は展望台。
為松城からの眺め、香山寺からの眺めどちらも甲乙つけがたいです!
夜はここで決まり!四万十天文台
四万十市から沈下橋を越え、さらに川上に進むと四万十市西土佐にたどり着きます。
西土佐といえば江川崎の観測所で、国内の観測史上最高気温の41℃を叩き出した町でもあります。
そんな西土佐ですが、実は環境庁(今は改組して環境省)に“星空の街”として認定されているのです。
全国で108市町村が選ばれていて、県内では唯一ここが認定されているという結構すごいところなのです。
それくらい星が綺麗に見られる場所で直径36cmの反射望遠鏡が設置された観測ドームがあり、専門のスタッフによる解説とともに天体観測が出来ます。
毎週水曜日が定休、一日一回で20時~21時に観望会をしていて、大人510円で小中学生が300円、そして、小学生未満は無料という良心的な料金設定。
参加するには予約が必要ですが、本当に綺麗な星空を望めるところで、心が洗われるのでオススメです。
そして、常務のブログや西内さんのインスタでもたびたび出てくる焼肉よこやまも近くにあるので、四万十牛に舌鼓を打つのもいいですね。笑
ちなみに、四万十市下田にも星空観測広場という場所があり、光を蓄えて発光する畜光石による12星座や天の川の演出も盛り上がること間違いなしです!
季節によって点灯時間は前後しますが、概ね19時30分頃~21時までブラックライトが点灯し、より幻想的な空間となります。
(白いものはブラックライトの下ではとんでもない発光をするので、白いシャツはもちろん白目や歯や爪も発光するので、これでも一盛り上がりします。笑)
美味しいご飯は田舎の証!
お肉の話をして、お腹がすいてきたので食べ物の話をしましょう。笑
今が旬の魚。
そう、鮎です。
天然の鮎は水苔を食べて育ち、スイカのような香りがすることから香魚とも呼ばれています。
その香りや風味をもっとも活かす食べ方としては塩焼きですね。
清流のシンボル的存在として愛されてきた鮎。日本最後の清流である四万十川で食べてこそですよ!
釣って塩を振って焼く。
想像だけでご飯3杯はいけますね。
これも一応旬にあたるのかな?
うなぎです。
天然のうなぎはふわふわというよりはぷりぷりという食感。
もはや養殖うなぎとは別物と考えていいです。
そのため、味の濃いたれで味付けしてもしつこくなく、最後まで美味しくいただけます。
そして、川エビも素揚げにすると美味しいですね。
居酒屋で宮本がほぼ確実に頼むメニューのひとつです。笑
塩をかるく振って食べると美味いんですよ、これが。
ビールとの相性も抜群です。
うなぎはさすがに獲ったことはありませんが、川エビや鮎は子供のときから獲って、その場で焼いて食べていたことを思い出します。
なんの味付けもしていないのに美味しいんですよね。
素材の味が良いのはもちろん、現地で食べるというシチュエーションが良いんでしょうね。
どうですか、食べたくなってきませんか?
そういう自分が一番このブログの影響を受けたので、今日の宮本の晩ご飯はうなぎです。笑
ええとこやん!四万十市!
観光スポットで見れば、四万十市よりもっと綺麗で神秘的な田舎があるかもしれません。
このブログで見た感じ、四万十市は微妙だわ~と思う方もおられるかもしれません。
ただご飯だけは自信ありなので、食事だけでもしていってください。笑
そして、観光面でも海が好きなら隣町の土佐清水市や大月町にも足を延ばせるところです。
近隣市町村の力も借りて、観光・食事を含めた総合点では他の田舎を圧倒出来るのではないかと!
…これだけ四万十市の魅力をアピールすれば、移住者も増えてくれるでしょう。笑
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