台風による災害に備えよう
2021年7月初旬の大雨により鹿児島県での土砂災害や、浸水の被害が報道されています。
島根県・鳥取県での道路冠水や床上浸水の被害も確認されています。
日本全国で、毎年のように大きな被害が起こっています。
台風による災害への備えが必要です。
1、自分の住む場所の危険性を知る
高知県防災マップのHPで、高知県全体のハザードマップが確認できます。
誰もが見ることのできるハザードマップは、紙媒体で、四万十市役所でももらえます。
賃貸物件・売買物件の重要事項説明においても、洪水の浸水予測をご説明しています。
詳しくは下記ブログをご覧ください!
台風に備えてハザードマップを確認しよう
2、避難をする、しないの判断
国土交通省 気象庁のホームページによりますと「避難情報に関するガイドライン」が令和3年5月に改定されました。
これまでの「避難勧告」は廃止され、警戒レベル4で避難指示になるそうです。
【レベル4で災害のおそれ高い:危険な場所から全員避難】となります。
もちろん、レベル4まで、「避難しなくても大丈夫」という意味ではありません。
レベル3で、高齢者など、避難に時間のかかる方が避難するように、自主的な避難が推奨されます。
外に出る事自体が危険な場合には、ご自宅や付近の二階以上の建物に避難しましょう。
ご自身のお住まいや家族の状況によって、ご自身での判断が必要となります。
3、避難先を知ろう
高知県ハザードマップにおいて、避難先の情報も掲載されています。
避難所(指定緊急避難場所兼指定避難所):中長期にわたり、被災者を収容する施設、学校の校舎や体育館など。
一時避難所等(指定緊急避難場所):一時的な避難所として、人の集まることのできる公園や集会所など。
例えば、中村一条通りのヤマモト地所から近い避難場所は、中村小学校や中村中学校です。
しかし、洪水発生時には中村小学校も、5.0~10.0ⅿの浸水予測範囲に入ります。
そのため、四万十市役所の2階以上に避難するのが良いです。
下記のPDFの表には、避難場所が災害種別によって、記されています。
ハザードマップ[避難所を知りましょう]
いざ、災害が起きた際に、この図をじっくり見る余裕は無いと思います。
事前に、家族で避難先を確認しておくことが必要です。
4、実際に避難してみました
2018年頃、具同に住んでいた私は、実際に避難したことがあります。
7月の台風による大雨と雷雨が恐ろしく、恐怖を感じ、自主的に避難しました。
具同の中村西中学校まで車で移動しました。
体育館が避難場所となっており、避難されたご高齢の方がおられました。
市役所の係の方もおられ、毛布やお水、乾パンも配ってくれました。
夜の9時頃でしたので、間もなく消灯になり、思ったよりも眠る事ができました。
朝になれば台風も収まり、何事もおきませんでした。
子供と二人、不安な夜を過ごすよりも、安心できて、ほっとしました。
避難をして、何事も無ければ、それで良いと思います。
家や家財は守れなくても、命を守ることができます。
5、四万十市の過去の被害を知ろう
土地の地主様とお話をする際、過去の台風などの被害も教えてもらえます。
四万十市森沢付近の、中村宿毛道路の橋げたに出水痕跡が記されていました。
昭和38年当時、具同周辺は田畑が多く、広い範囲で冠水したそうです。
昭和・平成に、四万十市でも、台風被害が起こっています。
四国各地で発生した、過去の災害について、こんなサイトがありました。
道路の冠水や、田畑の浸水など、詳しい情報を調査できます。
検索欄に高知県・四万十市・災害種類・年代を入力すると、過去の被害を知ることができます。
6、さいごに
災害はいつ、どこで起きるのか予測ができません。
土地や家の購入をお考えの方は、出来るだけ災害の少ない場所を希望されます。
ですが、「災害が絶対にこない場所」をご紹介することは出来ません。
そんな場所は無いからです。
いざというときの備えのために、情報を収集することが大切です。
四万十市の総合ハザードマップでは、地震による津波や風水害、日ごろの備えについて情報が掲載されています。
ぜひ一家に一冊、保管してお読みください。
ヤマモト地所にもご用意しております!ぜひお声かけてください。
水害にあったとき、役立つ情報!
台風対策と発災時のNG行動について、でも情報をまとめています。
関連した記事を読む
- 2024/10/31
- 2024/10/08
- 2024/09/30
- 2024/09/27