照明の選び方
今回は新築住宅をお考えの方に、照明についてのお話しです!
カフェや雑貨店で見る素敵な照明、ぜひお家にも取り入れてみたいですね。
ネットを使えば、色々な種類の照明を購入することができます。
新築住宅の計画の際には、配線プランの段階から、照明選びが出来ればベストだと思います。
どの器具を付けたいかによって、照明の配置や数も変わり、スイッチの位置など、配線計画が大きく変わってきます。
様々な器具を組み合わせて、心地の良い空間・明るさにすることが大切です。
照明の種類と特徴
住宅で使われる照明は、主に3種類です。
新築住宅の場合には、LED照明を取り入れることが多くなりました。
それぞれの特徴を見てみましょう。
①白熱灯
温かみのあるオレンジっぽい光が特徴です。
電球自体の価格は安く、交換も簡単ですが、電球の寿命が短く、電気代自体も高くなります。
また、発熱量が高いため、電球自体が熱くなり、周辺の温度も上がってしまいます。
電球自体、360度に光が放たれますので、綺麗に見えます。
ペンダントライトなど、シェードのデザイン性が高い器具ですと、電球の反射まで考えて作られているので、天井に広がる光まで美しく見えます。
②蛍光灯
一般的に、リビングや子供部屋に使われています。
影が出にくく、部屋を全体的に明るくしてくれます。
白熱球に比べて、電気代が安く、省エネです。
蛍光灯自体も進化しており、昼光色、昼白色、電球色と色味を選ぶこともできます。
昼光色:クール色とも表示される、青白い色、集中したい勉強部屋に。
昼白色:自然な白色、ナチュラル色とも言われる、明るさを重視したいリビングに。
電球色:温かみのある、落ち着いた色(ウォーム色)、白熱灯に近い雰囲気になります。
③LED電球
寿命がとても長く、電気代を抑えることもできます。
電球自体の価格は、まだ高めですが、寿命の長さや交換時期の長さを考えると、今後もっとも使用されていく照明ではないでしょうか。
光の色も、昼白色と、電球色、二色から選べます。
白熱灯のような雰囲気を作りながら、熱を持たないので高熱にならず、電気代の節約にもなります。
照明器具の種類
住宅のプランに合わせて、部屋の用途に合わせて、照明器具の選び方は変わってきます。
デザインを重視しすぎると、部屋の大きさに合った明るさにならない場合もあります。
希望の雰囲気を伝えながら、明るさ不足にならないかも、確認すると良いですね。
①シーリングライト
天井に直接取り付けする器具で、居間や勉強部屋など、部屋全体を均一に明るくしたい場所に向きます。
薄く、丸い形を良くみますが、存在を主張しないデザインが主流かと思います。
蛍光灯の色味で、すっきりした白い明るさか、温かみのある明るさか、選ぶこともできますね。
②ダウンライト
天井埋め込み型で、天井をすっきり広く見せてくれます。
LEDにしておけば、長期間、取替えの必要もありません。
電球が取り替えられる交換型と、器具自体を取り替える固定型があります。
予算や取り付け場所、個数によって、選ぶと良いですね。
LED電球の寿命、約10年と言われていますので、電球取替えの頃には器具自体も取り替え時期になるとされ、固定型も良いかと思います。
ダウンライトは配置の仕方がとても重要です!
全体を明るくしたいばかりに天井に分散してしまうと、天井がとっちらかって見えます。
複数の器具をまとめてあげると、とても綺麗に見えます。
③ブラケットライト
壁に取り付け、照明のデザインなども楽しむ器具です。
階段などで上下に照らす物や、洗面室で下向きに照らす物、ベッドサイドで、上向きに照らすものなど様々です。
アクセントとして玄関やポーチに使うのも素敵ですね。
④スポットライト
壁や天井の一部を照らすことで、空間を立体的に見せます。
絵画やインテリア小物など、直接光をあてることでショップのような演出もできます。
⑤ペンダントライト
ダイニングテーブルの上に良くみるタイプです。
人の動きの邪魔にならないよう、テーブル上が綺麗に見えるよう、コードの長さを調節できます。
ダクトレールと合わせて、小さなペンダントライトを3灯ほど並べるのも可愛いです。
あえて、コードの長さを変える、種類を変える、などセンスの見せどころ。
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