既存住宅インスペクションって何??
【既存住宅状況調査技術者】の資格。
この資格は、来春から施行される、重要事項説明の「建物状況調査のあっせんの可否」に関係してきます。
インスペクションは、建物状況調査のこと
簡単に言うと、中古住宅の売買の際に、「家の劣化状態はどの程度か」をこの資格を持った建築士に調査依頼することができます。(住宅の売主様、買主様のご要望で)
宅建業者が、そのあっせんを「した」、「していない」、が重要事項説明に加わります。
価値の分かりにくい中古物件を、調査してもらうことで、売買がしやすくなり、売主様・買主様が安心して取引できることが、主な目的です。物件引渡し後のトラブル防止にもつながるとされています。
既存住宅状況調査技術者とは?
既存住宅状況調査技術者とは、【国土交通大臣の登録を受けた既存住宅状況調査技術者講習の修了証明書を有する建築士】となっています。
要するに、「講習を受けた」+「建築士」ということです。
(一級、二級、木造に分かれます)
↓全国の既存住宅状況調査技術者が検索できます。
高知県では現在、113名が登録されています(2017年11月時点)
私がもし、建築士事務所をかまえていれば、依頼を受けて既存住宅の調査ができるわけです。が、
不動産会社の社員ですので、家の売主様(買主様)から要望があれば、この資格を持っている建築士さんを、あっせんする立場になります。
まとめ
この資格を有する私なら、実際にどのような調査をするのか、どんな事が分かるのか、建築士さんはどう探すのか、調査するメリット・必要性なども、お伝えできます。
また、講習を受けたことで、売却希望のお家を見させていただく時に、「雨漏りの跡が無いか」や「シロアリ被害はどうか」、「建物に傾きはないか」なども、詳しく見ることができると思います。
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