台風に備えて
先日の台風16号は雨・風ともに強くて、四万十市では今まで浸水のなかった地域でも被害があって対応に追われました。
そして、2016年10月2日現在、台風18号が日本に接近しています。
人間の力で台風の進路を逸らすのは難しいので、備えておくことが大切です。
そもそも台風とは何なのか
台風とは、熱帯の海の上で生まれた低気圧のことです。
その熱帯低気圧のうち、風速の強いものが台風と呼ばれます。
台風は中心気圧(hPa:ヘクトパスカル)が低いほど勢力が強いと言われています。
また、ニュースで「猛烈な台風」といったフレーズを耳にしますが、中心付近の最大風速によって3段階に分かれています。
強い→非常に強い→猛烈なの順に強い台風と言えます。
ちなみに、ハリケーンやサイクロンも台風と同じ熱帯低気圧です。
これらはどこに存在しているかによって名前が変わります。
台風:東アジア周辺の太平洋
サイクロン:インド洋・南太平洋
ハリケーン:太平洋(赤道より北で東経180度より東)、大西洋
台風に備える
・非常用品を備蓄する
最低でも以下の非常用品8点は備えておきましょう。
① 懐中電灯
② ライター、マッチ
③ 携帯ラジオ
④ 非常用食料
⑤ 水
⑥ 救急薬品
⑦ 着替え、タオル
⑧ 貴重品(公衆電話に使える10円玉があると便利)
・家の外を備える
水害に備えて、側溝や排水溝の掃除をして、できるだけ水はけをよくしておきましょう。
また、屋根、壁、塀の点検・補強も行っておきましょう。
窓にはテープを貼っておくだけでも補強になります。ガラスの飛び散りに備えてカーテンを閉めておくとなお良いです。
・床上浸水の対策
家財や家電などは浸水の被害をうけないように、高所や二階に移動させておきましょう。
電気のコンセントは、漏電・ショート・感電の恐れがあるため、必ず抜いておきましょう。
・家族会議
家族で、緊急連絡手段や避難場所を確認しておきましょう。
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