家づくりから考えるランニングコスト
これからマイホームをお考えの皆様。
住み始めてからかかる費用、ランニングコストについて気になった事はありませんか?
マイホームにも光熱費やメンテナンス費、各種税金など様々なコストがかかります。
光熱費については一度の額が小さいのであまり重要視されない方もいるかもしれません。
ですが数十年の単位で考えるとかなり大きな金額となります。
メンテナンス費も建築の段階では考えないかもしれませんが、将来的に差が出てきます。
今回はそんな家づくりの際に知っておいて頂きたいランニングコストについてです。
ZEH住宅で光熱費を節約
最近注目されているZEH住宅とは何か。
家の断熱性を高め、省エネや創エネ設備を組み合わせる事で、消費エネルギーの収支を概ねゼロにする住宅の事。
断熱性を高める事で無駄なエネルギーを使用しなくてすみ、省エネに繋がります。
太陽光発電などエネルギーを生み出す創エネ設備により、使いあまった電力は電力会社へ売電も可能です。
ZEH仕様の家は平均で月8,000円の光熱費を節約できたという調査もあるのだとか。
調査通りの節約ができれば年間で考えると9万6千円もの金額です。
併せて長期優良住宅などの認定を受ける事ができれば、ローンの金利や各種税金の優遇が受けられる場合があります。
長期優良住宅などの申請ができる住宅か、ハウスメーカーさんに事前に確認しておくといいかもしれません。
性能の高い住宅によりお得になるのは費用面だけではありません。
断熱により外気温の影響を受けにくくなり冷暖房効率が上がります。
冷暖房効率が上がる事で毎日の快適な室内環境を体感されるはずです。
住宅で差が出るメンテナンス
念願のマイホーム。
長く快適に暮らしたい。
そのために必要になるのがメンテナンス。
屋根や外壁は雨や風の影響を受けるため、塗り替えなどのメンテナンスが必要となります。
もし屋根や外壁に損傷があり、放置してしまうと雨漏りをしたり酷い場合は家自体が傾くケースもあるようです。
こまめなメンテナンスでマイホームを守りましょう。
素材や仕様によってメンテナンス期間や費用に差が出てくるので、最初にしっかり考えておく事も大事です。
できるだけメンテナンス回数を少なくするために、素材を選びたいですね。
見落としがちなランニングコスト
マイホームを購入される場合、どうしても購入費だけに目がいきがち。
月々かかる光熱費や、長く住むために必要なメンテナンス費を考える。
性能を上げるとその分建築費等は上がってしまいますが、長期的に見れば経済的なことも多いです。
住宅の性能は毎日の生活にも直接影響することですので、是非家づくりの際にどこまでお金をかけるのか考えてみてはいかがでしょうか。
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