【賃貸】ガストラブルはガス供給会社へ直接連絡を!
ガスは毎日の生活に欠かせない大切なエネルギー源です。
お料理やお風呂など、皆さまの暮らしを支えるガスが万が一使えなくなってしまったら日常の不便さは計り知れません。
そのため、ガスに関するトラブルが発生した場合には迅速な対応が必要です。
ヤマモト地所管理物件にお住まいの方で、弊社にご連絡いただく場合もありますが、ガス会社へ直接連絡いただくことで、よりスムーズな対応が可能です!
また、ご自身で簡単に解決できる場合ももちろんございますので、本日は、ガスが突然止まったり機器に不具合が生じた際の対処方法について改めてご案内いたします。
ガスコンロが点火しない
コンロが点火しないときは、以下のことをご確認ください。
①コンロ以外のガス機器が使えるか
給湯器など他のガス機器も使えない場合は、ガスの供給停止が考えられます。
ご契約中のガス供給会社へご連絡ください。
②ガスの元栓が開いているか
ガスの元栓が開いていることを確認してください。
③ゴムホースが折れていないか
ゴムホースが途中で折れていると、スムーズにガスを送ることができません。
④電池切れになっていないか
電池切れや電池残量が少ないとコンロを点火できません。一度電池交換をしてください。
⑤点火場所の周りの汚れ、濡れていないか
バーナーキャップのズレがないかを確認してください。
温度センサー、立ち消え安全装置、点火プラグなどの汚れや水滴を、乾いた布で拭きとってください。
上記の方法をお試しいただいても点火しない場合は、コンロの故障が考えられます。
お湯がでなくなった
お湯がでなくなった場合は、以下のことをご確認ください。
①水は出ているか
②給湯器以外のガス機器(ガスコンロなど)使用できるか
コンロなど他のガス機器も使えない場合は、ガスの供給停止が考えられます。
ご契約中のガス供給会社へご連絡ください。
③給湯リモコンの確認
リモコンの電源は入っているか、リモコンの設定温度はお湯になっているか。
リモコンにエラー表示はないか、電気温水器の場合、お湯の使い過ぎではないか。
コンセントを一度抜いて、2~3分後に再度差し込むことで回復する場合があります。
※ガス臭い場合はコンセントを抜かないでください。
※雨が降っているときや濡れた手でコンセントを抜かないでください。
上記の方法をお試しいただいてもお湯が使えない場合は、ご契約中のガス供給会社へご連絡ください。
ガス衣類乾燥機(乾太くん)が使えなくなった
乾太くんのエラーコードは全部で13ありますが、そのうち表示されることが多いエラーコードは4つです。
主なエラーコードは限られていますから、覚えておきましょう。
すぐに対処できて便利です。
エラーコード05
エラーコード05が出るのは湿度検知サーミスタが反応しているときです。燃焼用の空気が不足しているのかもしれません。原因として考えられるのは、糸くずフィルターが詰まっている、通気性の悪い布がフィルターをふさいでいる、洗濯物が多すぎる、排湿筒が詰まっている、のいずれかです。冷却運転が終わったら、再運転をする前に洗濯物の量を減らしたり、フィルターをふさいでいる衣類を取り除いたりしましょう。
エラーコード11
エラーコード11が出るのは立消え安全装置が作動したときです。うまく着火しなかった場合に表示されます。ガス栓が閉まっている、あるいは開きが悪い可能性があるので、冷却運転させてから、再運転の前にガス栓の点検をしましょう。
エラーコード12
エラーコード12が出るのも立消え安全装置が作動したときです。炎が途中で消えた場合に表示されます。炎が途中で消える原因は、室内の酸素が異常に少ないか、ガス栓の開きが足りないかのいずれかです。ガス栓の開きが足りない場合は、20分間の冷却運転が終わった後、ガス栓を点検して再運転します。酸素不足の場合は、十分な換気を行ったうえで再運転しましょう。
エラーコード61
エラーコード61が出るのはファン回転検知装置が作動したときです。ファンの回転不足や異常回転を検知するとガスが止まり、自動で冷却運転が開始されます。通気性の悪い布地が糸くずフィルターをふさいでいる可能性があるので、冷却運転が終わったら、原因になっている布地を取り除いてから再運転させましょう。
上記の方法を試してみても再運転できない場合や、モーターなどの故障エラーコードが表示された場合は、ご契約中のガス供給会社へご連絡ください。
マイコンメーターの復帰手順
マイコンメーターが異常を検知したら自動的にガスが止まる仕組みになっています。
例として大きな地震やガスの圧力が低下した場合、ガス漏れが発生しているケースなどが該当し、安全装置による遮断かどうかは、ガスメーター正面の液晶部分に「ガス止」と表示されるため、すぐに確認が可能です。
ガスコンロが使えなくなった、お湯が出なくなった。そんなときに屋外にあるマイコンメーターを簡単に復旧させることができます。
以下手順を紹介します。
①元栓を閉じるか、点火・運転スイッチを切って、すべてのガス機器を止める
②ガスメーター正面にある復帰ボタンを押す。この結果、「ガス止」の表示が消える
③液晶の文字表示とランプが点滅するので、30秒 - 1分間待つ。※なお待ち時間は、ガスメーターのメーカーにより異なります
④液晶のA・B・C表示とランプが消え、その後は通常通りに使用できることを確認する
⑤異常なく動作するようであれば、そのまま使用が可能。動作に異常があれば、ご契約中のガス供給会社へ連絡する
↓マイコンメーターの復帰方法LPガス編
提供:社団法人日本エルピーガス供給機器工業会
なお、上記の復帰ボタン操作後に決められた時間を待たずに点火操作を行なうと、ガスメーターがガス漏れと判断して、再度ガスを遮断するので要注意です。
復帰操作後は液晶画面のA・B・C表示が消えたことを確認してから点火操作を行う必要があります。
ガス会社がどこか分からない
賃貸物件でガス会社がわからない場合は、次のような方法で確認できます。
①検針票や請求書で確認する
②屋外にあるガスボンベに記載されている会社名を確認する
③ヤマモト地所でご契約された方につきましては「入居と退去のしおり」にガス会社名と連絡先を記載しております
どうしてもガス会社が分からないという場合は、オーナーさん、もしくは管理会社へご連絡ください。
最後に
皆さまの安全で快適な暮らしのためには、ガスに関するトラブルが発生した際の迅速な対応が不可欠です。
万が一、ガスが使えなくなったり、異常を感じた場合には、ためらわずにガス会社へ直接ご連絡いただきますようお願いいたします。
専門的な知識を持つスタッフが、迅速かつ適切に対応してくれます。
また、日常生活での小さな疑問や不安も大切にしてください。
何かお困りのことがあれば、いつでもお気軽にお問い合わせください。
皆さまが安心して暮らせる環境づくりを、私たちも心がけてまいります。
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広報活動にも力を入れており、世間から社員ひとりひとりが愛され、そしてヤマモト地所が地域に愛されるような活動もしていきたいです。