家財道具の処分(売主様のお困り事について)
お家の売却をお考えの際、多くの売主様が家財の片付けに悩んでおられます。
「両親の住んでいた実家を売却したいが、片付けができない」
「転居を考えているが不要な物もたくさんある」
「どこへ頼めば良いのか分からない」
このようなお困りを抱えた売主様とお話しし、お家の売却をさせていただいております。
家財道具の処分についてのご提案を、まとめてみました。
1、ご自身での片付け、お掃除
長年、両親や親族が住んでいたお家。
思い入れもあるかと思います。
業者さんに全てを任せる前に、貴重品や思い出のアルバムなど、必要な物をまず仕分けしてみてください。
家族のアルバム、卒業写真や結婚写真など、手放したくない物が混ざっているかもしれません。
業者さんに処分されてからでは、取り戻すことができません。
重たい家具や荷物は無理でも、可燃ごみだけならご自身で捨てる事ができます。
特にキッチンや洗面室、トイレなどの生活感が出てしまう箇所だけでも、すっきりすれば印象は変わります。
【無料収集】
資源ごみ 月一回以上・地区のステーションで収集されます。
【無料収集】
古着や古布は無料収集の回収ボックスが各施設に設置されています。
(きれいに洗ってから持ち込みしてください)
(四万十市役所・具同体育館・安並スポーツセンター・西土佐総合支所)
【有料収集】
普通ごみ 週二回収集・地区の指定場所・指定ゴミ袋使用(有料)
粗大ごみ 月一回収集・粗大ごみステーション・100円証票(有料)
四万十市 家庭ごみの出し方
「資源物」及び「家庭ごみ」を収集する日(地区によって異なります)
2、四万十市のごみ回収センター
お家の掃除をするうちに、捨てるものがたくさん出てしまいます。
大量に処分したい、指定日以外にごみを出したい場合、ご自身で持ち込むこともできます。
① 幡多クリーンセンター(四万十市上ノ土居1544)
普通ごみ・粗大ごみ・資源ごみ(ペットボトル、紙類)
10kgあたり130円。(資源ごみは無料です)
四万十市のゴミ袋は45ℓサイズで1枚60円ですので、持ち込みの方が高いです。
お布団や、簡易家具など、ごみ袋に入らない物を捨てるのに有効かと思います。
0880-31-2600
② 幡多中央環境センター(四万十市竹島2932-3)
資源ごみ(ビン・缶・古着・古布・小型家電)
すべて無料
0880-33-1504
四万十市発行の家庭ごみ分別辞典に詳しい事が載っています。
3、リサイクルショップへ依頼
空家期間の少ないお家ですと、家財もまだ使用できるかもしれません。
家具は、一度リサイクルショップなどで査定してもらってはどうでしょうか?
ご自宅まで出張で来てもらい、買取できるもの、できないものを分けてもらえるそうです。
買取できても、少額の場合もありますが、処分費用がかからないだけ、良いと思います。
家具の出張買取をしてくれる業者さんは、四万十市に2軒あります。
4、不用品回収業者へ依頼
遠方にお住まいで、四万十市まで足を運べない方もご安心くださいませ。
お家の中の全て処分して構わない状況であれば、ヤマモト地所で業者を手配いたします。
まずは業者さんと売買課スタッフで、現地を見に行きます。
業者さんが、処分するものの量を目算し、見積書を作成してくれます。
家電リサイクル法により、以下の家電には決められた額のリサイクル料金がかかります。
・エアコン・テレビ・冷蔵庫(冷凍庫)・洗濯機(乾燥機)
見積書を売主様にお渡しし、ご納得の上で、業者依頼いたします。
今までのお家の場合、2階建ての4LDKで、およそ25~35万円ほどです。
家具家電、ほとんどの生活荷物がある状態でのお見積もりでした。
(お家の状況によっって見積額は異なります)
安くはない費用ですが、早く売却するためにも必要な費用です。
「買主が決まってからでないと費用を出せない」と思う売主様。
「荷物があると、ちゃんと内見できない=買う意思決定ができない」と思う買主様。
売れるチャンスを逃してしまうかもしれません。
5、神棚やお仏壇について
以前、お引渡しをしたお家では、大きな神棚がありました。
売家になる前に、売主様が、ご自身の神主様に依頼し、すでに新しい場所へ引っ越しされていました。
神棚がお家自体に造作されている場合もあり、家具のように移動や処分が難しい場合もあります。
中の神様は、所有者様がきちんとお祓いをして下さっていました。
お仏壇も同じように、お寺さんによる魂抜きの儀式が必要だそうです。
空になったお仏壇であっても、買主様が使用することはできません。
所有者様が、きちんとお祀りしたうえで、お引越しやお片付けをして頂けたらと思います。
(※宗派などにより、儀式は異なるかと思います)
6、お家の付属物
お家に付属していて撤去が難しい、しない方が良い物もあります。
照明器具、エアコン、カーテンレール、お庭の倉庫。
これらはそのまま、お引渡しすることが多いです。
ご案内の際は、照明があった方が良いですし、お留守になったお家にカーテンが無いのも困ります。
買主様の要望も聞きながら、処分するかしないか、決めていきます。
照明やエアコンなど、売主様が転居先で使用する場合は、売主様に外していただきます。
お家のお引渡しをしてしまったら、家の中の物品も全て引き渡すことになります。
お引渡し後に「やっぱり必要だった」とならないよう、ご確認いただけたらと思います。
7、さいごに
長年住んでいたお家には、たくさんの物があります。
思い出の詰まったもの、大切なもの、貴重なもの、高価なもの。
ですが、買主様にとっては、[必要のない物]です。
実際、立地や外観が良くても、ご案内の際、お家の良さをきちんとお伝えできない事もあります。
内見したお客様も、「じっくり見たら失礼かな」と遠慮してしまいます。
お家の本当の価値を知ってもらうためにも、家具家財を処分して、空っぽのお家を見てもらいたいです。
費用や労力がかかり、大変かと思います。
少しでもご不安やしんどさを緩和できるよう、お手伝いいたします!
▼不動産売却を検討されている方への情報をまとめております▼
四万十市の不動産、売却・買取お任せください!
私達がヤマモト地所売買課です
四万十市の「家を売りたい」思ったら...
関連した記事を読む
- 2024/10/31
- 2024/10/08
- 2024/09/30
- 2024/09/27