「和」の心を大切に。畳の魅力をご紹介!
みなさんこんにちは、ヤマモト地所の西内です。
日本人の生活スタイル欧米化に伴い、ここ20数年で日本人の畳離れがどんどん進んでいっています。ですが和室には、フローリングにはない畳ならではの良さがたくさんあるのです。
そこで、今回は畳にはどんな「魅力」があるのかをご紹介します。
室内の湿度を調整して、快適な空間に!
畳の素材である「イグサ」は、繊維がスポンジのようになっています。
そのため、断熱性・保湿性に優れています。湿気をググッと吸収してくれるのです!
高温多湿な日本の気候にピッタリといえます。
ちなみに畳には、森林の香りの源といわれる成分のフィトンチッドが含まれているので、室内に居ながら森林浴の効果を得る事もできるそうです。
和室のリラックス効果はバツグンです(*^^*)!
優れた防音効果
畳には多くの空気が含まれているので、防音に優れています。
寝返りやハイハイを始めた赤ちゃんや、ヨチヨチと歩き始めた乳幼児が、暴れたりしても安心。
お子様が大きくなってバタバタと走り回っても、下の階へ音が響きにくくなりますし、転倒してもクッション性によって大きな怪我へと繋がりにくいです。
身体への負担が少ない
柔道を行う場所が畳であるように、衝撃を吸収する効果が畳にはあります。
フローリングのお部屋ではカーペットやラグがないと体中が痛くて中々眠れませんよね。
畳であれば、分厚いマットレスがなくても大丈夫。
床の上で暮らすことを考えぬかれて作られている繊細な床材なのです。
畳のデメリットと解決方法
畳はメリットがたくさんありますが、もちろんデメリットもあります。
それはフローリングも同じです。
畳の弱点とその対策を知っておくことで、快適な和室空間を保つことができます。
①重たい家具を置くと跡がつく
畳は柔らかい床材なため、重たい家具家電を長期間置いておくと跡がついてしまいます。
そんな跡を消す方法は「沸騰させたお湯につけた雑巾を絞り、跡の上に雑巾を置きます。その上からアイロンをかけ、乾燥させる」です。
跡がかなり目立ちにくくなるそうですよ。
②ダニが心配・・。
ダニは湿気が多い環境を好むため、畳が湿気を吸い込んだ状態が続くとダニが発生しやすくなります。そうなる前に、ダニの天敵「換気」を定期的にするようにしましょう。
最も畳を傷めずに掃除をする方法は、ほうきでゴミを掃き取り、乾拭き、もしくは固く絞った雑巾で水拭きをすることです。
掃除機を使いたい場合は、畳の目に沿って、ゆっくりと丁寧に行います。こまめな掃除と換気をしていれば、ダニが発生しにくくなります。
③シミになりやすい
「子供が飲み物をこぼすとシミになりそうで怖いから・・」というお客様結構いらっしゃいます。
汚れは時間がたつと、取れにくくなりますので素早く拭き取ってください。ゴシゴシするとかえって汚れが広がってしまいますので、乾いたタオルを当てて軽く押し付けて取るようにするのがコツです。
ちなみに、フローリングは水をこぼしてもすぐに浸透しないため、表面的な水分を拭き取る分には水に強いと言えますが、水分が長く触れていると水が浸透して膨張したり変色してしまいます。
フローリングなら絶対安心!という訳ではないんですね・・・。
まとめ
マンションの間取りで、フローリングリビングの横に和室が付いている間取りをよく見るのではないでしょうか?
これは、リビングの近くに座ってくつろげる空間が必要なことが多い証拠だと思います。
畳の部屋は、リビング空間にも遊びのスペースにも寝室にもなるのでとても便利。
そして畳は日本人の住文化を象徴するものです。
せっかく畳という誇るべき素晴らしい文化があるのに、和室の無いお部屋は惜しいと思いませんか?
もっと畳に触れてほしい、畳が好きになってほしい。そう思って書きました。
ありがとうございました。
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