いきなり停電した!停電時の対処法まとめ
突然台風や落雷、地震で停電したとき、皆さんはどのような対応をしていますか?
しっかり対処法を知っておかないと、火災や事故が起こってしまう可能性があります。
今回は停電時の対処法についてまとめてみました。
停電だ!と思ったら・・
突然、家の電気が真っ暗になったら誰でもびっくりしてパニックになると思います。ですが、まずは本当に停電かどうかチェックしてみてください。
家の一部だけ電気がきていない場合や、家中全部に電気がきていないけど、ご近所さんのお家には電気がきている場合は、停電ではなくブレーカーが落ちていることとが考えられます。
ブレーカーが落ちてしまった場合は、アンペアブレーカー、漏電ブレーカー、安全ブレーカーのどれが落ちているかを確認し、対応が必要となります。(ブレーカーの種類)
契約中の電力会社に電話をかけて確認をしてみましょう。
コンセントから電気製品の電源プラグを抜く
ドライヤー、ヒーター、ストーブ、こたつなどの電熱器具・装置の電源を切り、コンセントから電源プラグを抜いておきましょう。
「通電火災」といって、大規模な地震などに伴う停電があった場合、電熱器具に可燃物が接触すると復旧後「過熱」して火事になる恐れがあります。
1995年の阪神・淡路大震災で原因が特定できた55件の火災のうち、35件が電気火災と最も多く、そのうち33件が通電火災だったそうです。
停電中に出かけるときは、分電盤のブレーカーを切ってから外出するようにしてください。
停電解消後は、ブレーカーを入れたあとに機器のプラグを差し込みましょう。
パソコンはデータを保存して電源を落とす
停電した時にパソコンを使用していた場合、停電から復旧する際に過大な電圧・電流がかかり、パソコンや周辺機器が故障する可能性があります。
作業していたデータを保存し、パソコンをシャットダウンしてコンセントから電源プラグを抜きましょう。
デスクトップパソコンで作業をしていた場合は未保存のデータは消えてしまいますので、普段からこまめに保存して、データのバックアップをとっておいてください。
プリンターや無線LANルーターなどの周辺機器の電源も切ってください。
復旧するまでの間
停電中は扇風機やエアコンなど使えなくなるので、熱中症に注意が必要です。水分をしっかり補給し、窓を開けて風を通しましょう。
冷蔵庫の庫内温度の上昇を抑えるためにドアの開閉は控えてください。冷凍庫内の食品が心配な場合は、凍った蓄冷材(保冷材)や、袋に入れた氷を冷凍食品の周囲に配置すると食品の温度上昇を抑えることができます。
その他、スマホのディスプレイを暗くしたり、省電力モードの設定をしてなるべく節電するようにしてください。
外出時の停電、信号機が消灯してしまった
災害で信号機が消灯してしまった場合、信号機の灯火が消えていても警察官が手信号で交通を整理している場合は、それに従い進みます。
警察官の手信号が行われていない場合は速度を落とし、一時停止を徹底して、譲り合って進む必要があります。
無理矢理突っ込んでくる人もいるとは思いますが、大変なときこそ順番を守って落ち着いて行動することが大切です。
エレベーターに閉じ込められてしまった場合
エレベーター使用中に停電になると、停電時自動着床装置が付いているエレベーターは、閉じ込め防止機能の「停電時バッテリー運転」に切り替わり、最寄り階まで自動運転されます。
自動的に戸が開くので、すぐにエレベーターから降りましょう。
もしもエレベーターに閉じ込められてしまった場合は、慌てずに、エレベーター内に設置されている非常ボタンを押して外部に通報し、救助を待つようにしてください。
まとめ
災害は避けることができず、誰にでも降りかかる可能性があります。そんな時の為に、懐中電灯に光るシールを貼って見えるところに置いておいたり、乾電池でも動くラジオを用意しておくことをオススメします。
対処が遅れれば、命を落としてしまうこともあるかもしれません。各々がしっかり危機感持ち、事前にできることを準備しておくことが大切です。
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