大規模修繕・リフォーム記録
こんにちは。中西です。
久しぶりのブログだったので何年振りだろうかと過去の記事をみてみると、背広にネクタイを締め、革靴を履いている私が映っていました。
現在はストレッチの効いた背広にTシャツ、スニーカー。着心地を重視するようになってしまいました(笑)
前段は以上で、今回は備忘録がてら、ここ数年で携わった大規模修繕や室内のリフォーム、リノベーションについてのブログにしたいと思います。
以下、長いですが写真だけでも見ていってください。
タイガーハイツ大規模修繕
機能維持(塗装・防水)に付加価値工事を付け加えた大規模修繕ということで、現在行っているコーポ四万十リブランディング工事の足掛かりにもなった現場でした。
彩度の高い外壁色と切り文字サイン。ダークカラーの軒天に電球色のダウンライト。防犯カメラの設置。宅配ボックスの設置。どれも仕上がりが不安でドキドキしたことを覚えています。
工事中は何度も何度も現場に行き、細かい指図を繰り返していました。職人の皆さん、嫌事言わず色々やって下さり大変感謝しています。
お陰で完工時には満足のいく仕上がりで、見違える建物に。空室待ちのお客様がいらしたときは嬉しかったなあ。
Before
After
因みに室内も相当やりました。3点ユニットを2点ユニットに変更する工事は我ながらいいアイディアと思っています(笑)
それ以外にも、女優ミラー、壁一面の稼働棚、シャワーユニットと、たくさん挑戦させてもらいました。
コーポ四万十®リブランディング(大規模修繕)
タイガーハイツの経験を経て、「コーポ四万十®」リブランディング工事を企画させてもらいました。
コーポ四万十3号館
まずは3号館の大規模修繕。経験のない工事の規模感で、企画から結構な時間を注ぎ込んでしまいました。
特に配色は悩みに悩みましたね。その分、足場を解体して建物があらわになった時の感動はひとしおでした。
それと、コーポ四万十ロゴができたのもこの現場でした。ロゴデザインの作成に至るまで、1ヶ月以上かかったなぁ。
時間をかけて検討したロゴは塔屋部分とエントランスに取付し、夜間はスポットライトで照らしています。
その他、防犯カメラ、宅配ボックス、ピクトサイン、駐輪場改修、ゴミステーション改修、照明LED化+増設…etc
それぞれサインと組み合わせ細かいところまでこだわってみました。
各戸それぞれの宅配ボックスがあるのも、3号館の特徴になっています。
Before
After
コーポ四万十2号館
続いて2号館、こちらは何といってもエントランスの改修がポイントになっています。
ルーバー×照明×ステンサインでカッコよく仕上がりました。ずっと切り文字のヘアラインステンレスサインを取付したかったんですよね。夢が叶いました(笑)
3号館同様に、防犯カメラ、宅配ボックス、ピクトサイン、駐輪場改修、ゴミステーション改修、照明LED化+増設…etc。妥協なく工事を行いました。
使っていない花壇を駐車スペースに変えたり、階数表示用の大きなサイン設置したり、私のやりたかったことが散りばめられています(笑)
塔屋のロゴサインは3号館サインの1.5倍強の大きさにパワーアップしました。お陰でかなり見えやすくて気に入っています。
四万十のシンボル的鉄橋、「赤鉄橋」からの視認性も抜群で、通るたびにコーポ四万十を思い出します。
Before
After
コーポ四万十®を通じていろんな方から反響をいただき、うちも同じようにやってほしい。と言われたときは感慨無量でした。
余談ですが、ブログ作成時に1号館の工事が開始しました。
そういえばコーポ四万十®は室内もがんがん工事しています。
コーポ四万十1号館201号室
電球色のダウンライトと木目クロスが目を引くお部屋。
グレー建具の一部は当社スタッフが既存建具を塗装をして再利用。SDGsですね。
コーポ四万十2号館502号室
圧倒的広さのリビング。広い、広すぎる(笑)
この広さ大好きです。因みにLDKと和室2部屋をぶち抜き誕生しました。
コーポ四万十2号館607号室
最上階且つ純白クロスでとても明るいお部屋。
キッチンの横にある洋室では、ペンダントライトで個性を出してみました。
この部屋も塗装して再利用の建具がいくつかあります。うちの社員、塗装上手だなぁと感心します(笑)
コーポ四万十5号館603号室
広いリビングにライティングレールを組み合わせてみました。
形のいいリビングで、様々な家具の配置に対応できるお部屋。
こちらも建具を塗装し再利用。お家芸になりつつあります。
記事作成時には、1号館205号室の工事を行っていたのですが、インスタで紹介してくれていました。
壮大な物語を感じる動画に仕上がっててびっくり。5回、いや10回はリピートした。
なんだか人を救ったような気持ちになりました(笑)
SAKURAS具同503
SAKURAS具同もインパクトのある工事を行いました。
オールステンレスキッチン、遮熱内窓増設、玄関ドア交換、ブランド壁紙、浴室乾燥機、広いリビング、広い玄関…etc。
実験的な工事を大量に盛り込んだ費用対効果度外視のお部屋。大赤字でございます(苦笑)
しかし、オーナーの皆様に還元できるノウハウの糧になりました。
キッチンはうちの社員が取付しましたが、天板が一枚物でかなりの重量だったため運搬に苦労していました。みんなありがとう…。
そのお陰で小洒落たLDKに仕上がりました。
玄関は一間以上の幅を確保したうえで稼働棚を2列設置しました。傘をかけるパイプも付けたのもポイントです。
キッチンの背面にも稼働棚を二列配置。電源も複数配置して使い易い仕様なのではないでしょうか。
収納はマリメッコの壁紙にして、暗くなりがちな収納の雰囲気を変えてみました。開けっ放しでも楽しめるんじゃないかな。ゆるく間仕切りできるロールスクリーンを採用しています。
サッシ周りは先進的窓リノベ事業の補助を活用してみました。大幅に費用負担が軽減されたうえ、遮音断熱効果により快適さがかなり上がりました。ただ、品薄だったようで発注してから物が来るまで数か月待ちました(笑)
換気扇を浴室乾燥機に交換する工事も社員が慣れた手つきで施工しています。私がジグソーをユニットバスの天井に当てがって四苦八苦しながら施工していたのがウソのよう。
こちらの物件、以前柿葉さんが紹介してくれていています。
振り返ってみると
数年前に私が携わった工事よりはるかに品質が上がっていてびっくりしました。
なにもかも、当社を信頼してくれる施主様。無理を聞いてくれる協力業者様。経験を重ねた社員のみんな。
全員で様々な現場と向き合ってきたからこそだと思います。
本当にありがとうございます。
この機会に私自身のことも振り返ってみると、以前はこんな感じでした。
どの写真も2019年にブログ用に撮影したものです。画像にブログのリンクを載せておくので気になる方は見てみてください。
ちなみに自分で自分の画像を加工して初号機になりきっていました。恥ずかしい…。
まとめ
お陰様で2023年は140件超の退去時工事を受注させていただきました。今年はそれ以上のペースで受注しています。
退去時工事以外でも、入居中の修繕、舗装工、配管工、外構、塗装、防水、金物交換、EVリニューアルなど、多岐にわたるご相談をいただき社員みんなで走り回っています。
これからも信頼していただけるように。四万十の維持発展に貢献できるように。全力で努めて参ります。
最後は当社の多能工、PM課の3名で締めたいと思います。
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