【住宅ローン】借りれる額と支払える額
マイホーム計画を進めるにあたり、多くの人が住宅ローンを利用されると思います。
物件を探すときに予算をある程度決めると思いますが、大切な点としては無理のない返済計画です。
しっかりと月々の返済金額なども確認して予算設定を行いましょう。
その為には金融機関に相談し審査をうけることです。
審査を受けることでご自身が購入可能な物件の金額を把握することもできるので、物件探しの目安としても役立ちます。
まだ具体的な物件が無い方でも審査を受けることができるので、是非ご確認下さい。
いくら借りられるのか
住宅ローンを利用するには金融機関の審査を受ける必要があります。
希望金額を借りることができるかどうかは審査結果次第となります。
審査の基準となる大きな要素のひとつが【年収】です。
そのほかには、車のローンや学費などの【現在の借入】があるかどうか。
年収や借入状況、月々の支払が年収に対してどの程度の割合になるかなど、総合的に判断されます。
また、月々の公共料金、携帯電話の料金などを延滞されると、審査に影響が出る場合もあるのでご注意ください。
これから物件探しをされる方であっても、事前審査を受けておくと、ご自身が借入可能な金額を把握することができるので資金計画を立てやすくなるでしょう。
金融機関の審査は2つ
住宅ローンの審査は事前審査と本審査の2つがあります。
まず事前審査で申込者の信用情報や返済能力について確認されます。
事前審査の段階ではまだ正式に住宅ローンを申し込んだことにはなりません。
金融機関にもよりますが、事前審査の結果は1週間前後で出ます。
主な必要書類は下記の通りです。
・本人確認書類(運転免許証など)
・収入証明書類(源泉徴収票や確定申告書)
・物件確認書類(物件シートなど)
事前審査を通過すると次は本審査となりますが、本審査は正式な住宅ローンの申込となります。
本審査では返済能力などに加え、本人の健康状態も確認されます。
事前審査は通過したが、本審査で落ちてしまった。ということも可能性としてはあるようです。
本審査の結果が出る期間も1週間、長くても2週間程度をお考え下さい。
返済可能な金額を知る
借入可能金額と返済可能金額は必ずしも一致する訳ではありません。
ざっくりと、〇〇万円以内でと物件探しをされる方が多いですが、実際に審査し月々の支払金額を確認すると意外と余裕があった、なんて方も多いです。
もちろん逆もあり、希望金額を借入することはできるが月々の支払を確認すると厳しい、という場合もあります。
実際に簡単な例を挙げると、
・借入額 3000万円
・金利 1.1%
・期間 35年
上記の条件で住宅ローンを組めば月々の返済額は【86,091円】となります。
(金融機関によって金利や期間などは異なります)
事前審査を受けることで、こういった支払金額なども確認することができます。
現在の月々の家賃や貯蓄に回せている金額などから、ご自身で支払える金額をしっかりと確認することが大切です。
購入することがゴールではない
マイホームは購入したら終わり、ではありません。
無理な資金計画を立ててしまい、数年後にはマイホームを売却した。なんてことにならないようにしましょう。
大きな金額の買い物だからこそ、毎月の返済額や完済までの年齢などしっかり確認しておくことが大切です。
まず資金計画の第一歩として、金融機関で事前審査を受けてみてはいかがでしょうか。
ご自身が購入できる価格帯も把握できますし、月々の出費を見直すチャンスとなるかもしれませんよ。
金融機関のご紹介も可能ですので是非お問い合わせください。
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