大家さんのための事業承継のススメ!
相続支援コンサルタント&宅建士&2級FP技能士の山本富貴です。
現在上級相続支援コンサルタント試験に向けて、目下勉強中の私なんですが、遂に来月最終試験が行われます。
「四万十市に幸せな相続を一つでも多く増やしたい!」
その気持ちで、上級相続支援コンサルタントの資格も取得し、四万十市の相続問題に向き合っていきたいと思います!
さて今回は、四万十市でアパートや借家をお持ちの大家さんやそのお子さんにぜひご覧になっていただきたい動画をYouTubeにアップしました!
大家さんが子供にアパート経営をスムーズに引き継ぐためには、生前からの準備が不可欠!
これまでいくつものオーナー様の相続案件をお手伝いさせていただいてきた私なんですが、いわゆる地主系大家さんが多いこの四万十市では、
アパートの相続=不動産の相続
という認識が強いというのを感じます。
相続人のお子さん達は、県外へ出てお仕事をされている方も多く、日ごろからなかなか親がやっているアパート経営について興味を持てないのが現実。
そんな中、いきなり大家さんである親御さんが亡くなり、アパートという不動産を相続することになるのですが、一体どんな方に貸していて、いくら収入があって、いくら出費があって、借金がいくら残っているのか・・・・。
相続が発生してから10カ月以内には遺産分割協議を終わらせて、誰が相続するのかを決めないといけない(じゃないと軽減特例が使えない)ので、相続人の方はかなり大変だと思います。
実は、年々大家さんの立場というのは世の中で弱くなってきています。
人口減、空室の増加、家賃の減少、大規模修繕、孤独死、自殺・・・・
連帯保証人の極度額設定、入居者権利意識の高まりによるトラブルの増加、
原状回復費用の負担の増加・・・・
つまり、
後継者が消極的に所有し、自己管理しているたけでは経営が困難な時代
になってきているんですね。
子供に引き継がせるものは、不動産だけではダメ!!
厳しい時代を生き抜くためには、
大家さん=賃貸経営者
としての
経営理念や知識の承継
が必要となってきています。
1 事業内容の整理と把握
私達がアパート管理をお引き受けさせていただいてまず行うのが、全入居者様の契約書を読んで契約内容を確認したり、きちんとお家賃が入金されているかのチェックをします。
中には、数カ月滞納している方がいらっしゃったり、入居者の言いなりになって過度な修繕やサービスを行っていて、健全な経営を行えていないケースも多々あります。
私達は、滞納者の方と誠実に向き合ってお家賃の回収を行ったり、きちんとした契約を結び直したりして、事業の整理と把握を致します。
私どもプロの管理会社が管理することで、後継者様が引き継ぎやすい状態を作っていきます。
賃貸不動産経営管理士が3名在籍!
ヤマモト地所には、賃貸不動産経営管理士が3名在籍しています。
この資格は、アパート管理のプロフェッショナルとして認められたもので、なんと2021年には国家資格になることが決まっています。
不動産業界において、宅建士とならぶ重要な資格です。
2 早めに後継者を決める
誰にアパートを引き継ぐか。
皆さん、はっきりと決められていますでしょうか?
地元に残っている長男さんでしょうか?
それとも、県外にいる娘さんでしょうか?
誰に引き継がせたいかを決めたら、その方に事業内容を伝えて引き継ぐかどうかの意思を確認しましょう。
もし、相続人がいない、子供達が引き継ぎたくないという状況でしたら、次はいつまで保有するのかを一緒に考えましょう。
このあたりを、とても前向きに賢明に検討されていた大家さんがいらっしゃいまして、お元気なうちから私達と一緒にしまいの付け方を考えてきました。
そのアパートは、ヤマモト地所できちんと管理されていて、満室の状態でとてもいい方に買って頂くことになりました。
せっかく築いた資産としてのアパート。
お子さんが引き継がなくても、アパート経営に意欲のある方に、売却という形で引き継ぐことができたんですね。
その後もヤマモト地所が引き続き管理させていただき、現在もピカピカで満室状態が続いています♪
3 後継者と管理会社をつなぎ、事業内容の把握、経営方針を承継していく
相続というのは、いつ発生するかわかりません。
実は、最近も私達がとてもお世話になった大家さんが立て続けに急にお亡くなりになりました。
本当に悲しいですし、寂しい気持ちでいっぱいです。
そして、遺されたご遺族も、突然のお別れで憔悴されている中、急なアパートの相続に対応しなければならない状況となります。
もし、生前からプロの管理会社に管理を任せていたら、急な相続にもきちんと対応できます。
入居者様にも、引き続き安心してお暮しになっていただけます。
ですので、後継者が決まったらお元気なうちから管理会社とつないでいただき、後継者様も一緒にアパート経営に携わっていただけたらと思います。
4 他の相続人への相続財産について対策していく
アパートの後継者を決めた後は、他の相続人に対する財産の分配についても考えていきましょう。
どうしても、アパートの土地や建物は大きいものですから、アパートの後継者へ財産が集中してしまうことも多いです。
ですので、遺された家族がもめないよう、きちんと遺言書を作成しておくことが必須となります!
遺産分割や遺言書作成のお手伝いもさせていただいております。
他にも、非課税枠の生前贈与や生命保険の活用のご提案もさせていただいております。
個別相談は相続支援コンサルタントにお任せください!
今回は、四万十市の大家さんに向けて、相続対策の一つとして、
お元気な内から、アパート経営を後継者へ事業承継する準備をする大切さ
をご紹介してまいりました。
相続対策は、その方の財産の状況や家族構成によっても、内容が異なります。
ぜひ、無料個別相談をお受けしておりますので、ご相談ください☆☆
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アパートの経営難に悩む大家さん、空地や空家を活用できず税金が負担になっている方、相続問題を抱えているご家族など、地域密着で多くの問題解決をお手伝いしております。