アメリカと日本との違い(不動産)1
こんにちは。
先日、新しく仲介させていただくことになった渡川の売地に長岡副店長と売り土地に看板を立てに行ってきました。
普段使わない筋肉を使ったので、腕と手のひらが筋肉痛です。歳と共に筋肉の衰えを感じる今日この頃です。
さて、以前にアメリカに住んでいたという話をしましたが、今回はアメリカ、カリフォルニアと日本(四万十市)との不動産にまつわる違いをお話ししたいと思います。
まず、部屋(間取り)の呼び方が少し違います。
こちらのような、日本でいう1ルームは「Studio」(ストゥーディオ)といいます。
そして、こちらのような1LDKは1Bed Room。アメリカでは単純に何部屋あるかで表すので、部屋数が3室あれば3Bed Room、5室あれば5Bed Roomになります。
ダイニングキッチン(DK)の広さはいろいろあるにしても(基本広いです)、あるのが当たり前なので特に表記する必要がないのだとおもいます。
アメリカ人の多くはお湯につかるという習慣がないので、湯船がないBath Roomというのもよくあります。そして、トイレと洗面台はたいていお風呂と一緒です。トイレがあるのはもちろんですが、シャワールームだけだったとしてもお風呂がない家は、私は見たことがないです。
次に費用ですが、四万十市で部屋を借りようとすると、敷金や礼金、大体どちらかまたは両方支払うことが多いようです(もちろん両方ない物件もあります)。そのほかに保証金だったりクリーニング費用だったりと、初期費用がいろいろかかるお部屋も少なくありません。
アメリカでは、基本的に支払うのはDeposit(デポジット)と最終月の家賃(Last Month Rent)のみで、どちらか一方だけのときもあります。また、通常敷金は家賃の1か月分ですが、大家さんによっては半月分でいいといわれることもあるようです。
Depositは日本の敷金と同じように、退去の際、原状回復費用に応じて返してもらえます。
日本にはない制度のLast Month Rentですが、これはまず、日本同様、退去する日が決まったらOne Month Notice(1か月前の退去連絡)を出します。その時に、Last Month Rentを最後の月の支払いに回すか、返してもらうか決めます。
このLast Month Rentというのは、原状回復せずに、または、最後の1月分の家賃を払わずに逃げられた時の保険のようなものみたいです。DepositもLast Month Rentも返してもらえる、もしくは家賃に充てられるということで、どちらも、日本でいうところの敷金かもしれないですね。
日本と比べると家を借りるための費用が安いのと、日本人のように先祖代々の土地を守る、という考えの人は少ないので、気軽に引越しをする人が多いです。
ちなみに、引越しもアメリカ全土でU-HALというトラックレンタルの会社があり、遠くに引っ越すことになっても、その土地のU-HALにトラックを返せばいいということで、私の周りでも自分でトラックを借りて引越しをよくしていました。もちろん引越し屋さんもありますよ。
まだまだ、日本と違うところはたくさんありますので、次回のブログでまたお話したいと思います。
日本の高知県の四万十市の不動産のことなら、ヤマモト地所まで!!
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