親子で防災!南海トラフ地震や津波に備えよう
2011年3月11日の東日本大震災から11年。
今後40年以内に90%の確率で南海トラフ巨大地震が発生すると言われています。
私が今45歳なので、85歳までの間に9割の確率で南海トラフ巨大地震がくる!?
こう考えるととっても怖いですが、事実をしっかりと受け止めて、生き延びるための備えをみんなでやっていきたいですね。
ということで、先日、四万十市地震防災課が企画した防災イベント
防災学習列車~防災は続くよどこまでも号~
に親子3人で参加してまいりました!!
息子が大好きな土佐くろしお鉄道の列車に乗って、楽しく防災学習をしながら、宿毛駅から黒潮町佐賀駅まで行き、国内最大級の津波避難タワーにも登ってきましたので、その様子をご紹介致します!
宿毛駅を出発!
まずは、土佐くろしお鉄道宿毛駅に集合!
なんと、つなみマン、トラフ博士、じしんマンという高知県防災キャラクター達が勢ぞろい!
それに土佐くろしお鉄道宿毛・中村線のキャラクター、サニーくんとサンコちゃんも来てくれていました!
このキャラクター達は、アンパンマンで有名なやなせたかしさんのデザイン。
こうやって、高知県では、高知県出身のやなせたかしさんが高知のためにたくさんのキャラクターを生み出してくれているんですよね。
宿毛駅から、貸し切りの防災列車に乗車!
乗り鉄な息子は、大喜びです♪
▼乗り鉄な親子はこちらの記事も▼
幼児とおでかけ電車デート~土佐くろしお鉄道四万十くろしおライン・アンパンマン列車編~
親子3人で行く、各駅停車の旅
列車の中で防災学習
タンスなどの家具には、つっかえ棒をしよう!
でも、寝室にはなるべく家具は置かないで!
じしんマンやトラフ博士達の、軽妙なコント!?に子供たちは大喜びでした♪
お座敷列車になっていて、居心地抜群!
みんな熱心にお話を聞いていました。
防災早口ゲーム♪
うちの息子は、お菓子がもらえると聞いて、いの一番に挑戦(笑)
RKC高知放送さんにも撮ってもらいました(笑)
↑ばっちり夕方のニュースにトップバッターで映ってますので、良かったら動画をご覧ください(笑)
列車からの避難訓練
土佐佐賀駅に到着すると、ここで列車からの避難訓練をしました。
皆さん、列車に乗っている時にもし地震が起きたらどうやって避難するかご存知ですか!?
地震が起こると、列車に地震警報が鳴り、列車は安全な所で停車するそうです。
列車の降り口は地面よりも高い所にあるために、スロープ、はしご、ロープなどを使って外へ下りるそうです。
避難機材は、客席の下にあります!
小学生でもお年寄りでも簡単に滑り下りられるスロープ。
私もおそるおそる下りてみましたが、滑り台みたいにする~と滑るのではなく、そろりそろりとゆっくり下りられて、全く怖くありませんでした!
避難通路を登ってみた!
土佐佐賀駅から、避難経路をみんなで歩きました!
私達親子3人も映っていますね(笑)
実際の避難道を登りました!
これが夜だったらとか、雨の日だったらとか、色んな状況を親子で話しながら登りました。
防災広場には防災倉庫があり、地区の住民の方達が、自分たちで防災グッズをここに保管しているそうです。
階段の幅も広く、大勢が一気に避難できるように工夫されていました。
国内最大級の津波避難タワーに登ったよ!
この佐賀地区津波避難タワーは、国内最大級の大きさだということで、私達も登るのは初めてでワクワクしました!
建設費用約5.9億円。
高さ25m、230人を収容できる鉄骨造の巨大タワーです!
地盤の弱さや色んな問題を克服して、地域住民の命を守るために、2017年に建てられたそうです
すごくしっかりした作りです!
なんと、階段部分が津波で流されることも想定して、避難フロア22mから筒状の避難スロープ?のようなもので下へ降りられるそうです!
↑実際に登った様子を動画でご確認下さい。
小学生の足で約6分で登れました。
階段コースと、スロープコース。
階段は、足に優しい柔らかい素材が敷かれていました。
スロープもゆるやかで、車いすでも登れます。
どちらも幅がゆったりあるので、マイペースで登る人の傍らを追い抜いていくこともできます。
広い避難フロア!気になるトイレは!?
タワーの最上階には、広い避難フロアがありました!
233㎡で230人を収容できるそうです。
広い空間にびっくりの息子!
天井は木でできていて、丸い窓もおしゃれ。
防災かかりがま士の会の皆さんが、津波避難タワーの紹介をしてくれました。
黒潮町佐賀地域には「かかりがましい」という世話焼きという意味の方言があるそうで、住民同士が助け合う防災を目指してこの会が作られたそうです。
おばちゃんたちが、面白おかしくお話してくださり、皆で楽しく学べました!
やはり一番気になるトイレですが、段ボール等で作った簡易トイレを、扉のある個室へ運んで一人でトイレできるそうです。
トイレだけでなく、着替えや授乳などフレキシブルに利用できる個室があるので、安心ですね!
実はこの津波避難タワーは、非常時の場所という認識ではなく、普段から地域住民に慣れ親しんでもらう場所にしたいということでした。
なので、日ごろから地元の中学生と住民が一緒に訓練をしたり、皆で利用しているそうです。
取材に答える息子。
「津波避難タワーにこんな場所があるとは知らなかったのでびっくりしました!」
私。
「列車の中で地震が起きた時に避難を具体的にどうするのか、スロープを体験できていい経験になりました。」
ちなみにパパのインタビューはカットされました(笑)
↑テレビ高知さんのニュースに、私と息子のインタビューや防災学習列車の様子が映っていますので、良かったら動画をご覧ください☆
実際に非常食も試食!
家にもあるんですが、実は食べるのは初めて。
美味しいのかな~?
ハイ、おいしい!(笑)
いや~、ほくほくあったかいご飯、美味しかったです!
それと、黒潮町缶詰製作所の缶詰がめちゃくちゃ美味しくて!
・黒潮オイルのマグロとキノコ
・カツオと筍のアヒージョ
・カツオの和だし生姜煮こごり風
・トマトで煮込んだカツオとキノコ
・柚子香るブリトロ大根
どれも美味しかったのですが、とりわけカツオと筍のアヒージョは、晩酌のお供にもってこいでした(笑)
そして、アレルゲンフリーというのも嬉しい。
鰹のたたきもいただき、大満足のお昼ご飯となりました♪
宿毛市の職員さんおススメの防災グッズ7選!
1.水
2.食料品
3.トイレ
4.ウェットティッシュ
5.新聞紙
6.LEDランタン
7.ポリ袋
面白い防災かえうた
四万十市防災課の皆さんが作ったという防災かえうた。
これをまた帰りの列車で、皆で歌いながら帰ってきました。
けっこう楽しくて、家に帰っても息子と歌っています(笑)
防災学習列車に乗ってみて
今回、親子3人で防災学習列車に参加して、とても防災意識が高まりました!
特に最大津波想定34mの町、黒潮町の皆さんの「あきらめない!」という強い気持ちでの取り組みに、大いに関心させられました。
地域、ご近所付き合いの交流が減っている今、いざ大規模な災害が起こった時にみんなで助け合うことができるだろうか?
お向かいのおばあさんは足が不自由そうだが、とっさに避難できるのか?
家や学校以外で地震が起こったら、どこに避難する?
家には、普段も食べられる缶詰やレトルトご飯をローリングストックしよう!
色んなことを親子で考えるきっかけとなりました。
ぜひ、皆さんも親子で防災について話してみて下さいね。
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