【遊休農地】農地を放置し続ける問題
元々は農地として使われていたが、現在農地として使われていない土地は遊休農地などと呼ばれます。
農地を長年放置すると農地としての機能は失われ、雑草や害虫、不法投棄や臭気などの近隣被害が発生する可能性もあります。
荒れ果ててしまった農地は再生させる為に時間や費用がかかり、場合によっては再生できないこともあるので、今後の活用について考えていきましょう。
遊休農地の課題
農地を放置し続ければ、雑草・雑木被害や害虫・鳥獣被害が発生する可能性が高くなります。
実際に、「隣の土地にゴミを捨てられ臭いが酷い。夏になると虫も湧いて迷惑している。」と相談を受けたこともあります。
現地を確認してみると、長年放置されている農地でした。
相談をしてくれた隣地の方としては、可能であれば購入してでも解消したいと仰っておりました。
一度荒廃した農地は再生させる為に時間や手間、費用を必要とすることにもなり、農地に限らず放置された土地には廃棄物を不法投棄される可能性もあります。
そうなると近隣の方に迷惑がかかり、トラブルになる場合もあります。
四万十市の遊休農地
昨年の数字ですが、四万十市で確認されている遊休農地の面積は
67.4ヘクタール(約20万3885坪)となります。
この数字は農業委員の方が農地を巡回し把握されている数字です。
遊休農地の発生する主な要因として、【高齢化による農業引退】【相続などで非農家による土地所有】などが多くを占めています。
上記の要因で放置される場合は、長期間放置される場合が多く状況が悪化する可能性があります。
放置されている土地の売却
将来的に活用する予定がない場合、売却することも考えてはいかがでしょうか。
相続などをきっかけに農地の売却を決断される方も多くいらっしゃいます。
農地の売却は一般的な宅地と異なり、農地法という法律に基づく許可を受ける必要があります。
通常の宅地売却よりも3ヵ月ほど長くかかります。
手続きや流れについても説明させて頂きますのでご相談下さい。
土地を放置するのではなく、有効活用する方法を考えましょう!
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