四万十市産木材を使用し建築すると補助を受けられる!?
現在住宅産業を直撃している「ウッドショック」。
米国内での建築ラッシュや、新型コロナウイルスの影響によるコンテナ不足などが重なり、国内への木材の輸入量が大きく減ったことが原因とされています。
国内で木材不足による価格の高騰が、建築費用に影響する可能性があります。
四万十市では、建築される住宅のうち、一定量以上の四万十市産木材を使用し、所定の条件を満たす住宅に対して、木材購入にかかった費用の一部を助成する制度が設けられています。
四万十市で建築計画中の方は是非ご確認下さい。
補助金額
主要部材として、四万十市産木材(ヒノキに限る)の使用料が一定量以上の場合に、一戸あたり上限100万円の補助を受けることができます。
主要部材とは、建築において重要な部分に用いられる木材のことです。
主に壁、柱、床、梁などがあります。
既に建築プランなど決めている方は、建築会社さんに条件を満たすことができるか確認してみて下さい。
補助を受ける為に必要な要件
・四万十市に住所を所有する方
・四万十市内に新築または増築する木造住宅
・税金を滞納していない方
・建物の延床面積が50㎡(約15.12坪)以上であること
・四万十市内に籍を置く建築会社で建築される方
・1坪あたり0.2立方メートル以上の四万十市産木材(ヒノキに限る)を使用すること
・着工前に事業に関する申請を行うこと
※建築される住宅が賃貸住宅の場合は補助の対象外となります。
申請時に提出が必要な書類
・請負契約書の写し
・四万十市産材(材積・金額)内訳表(市の書式あります)
・住宅建築計画図面の写し(付近見取り図、平面図、立面図)
・建築確認済証の写し
・建築確認が不要な場合は建築工事届済みであることの証明書の写し
建築計画が進むと全て揃う書類となります。
少しでも負担を減らしましょう
100万円の補助を受けることができれば費用面で大きく変わってきます。
2021年6月現在、申請枠にはまだ空きがあるようですが、木材の手配に時間がかかる可能性があります。
実際に四万十市の工務店さんによると「木材の仕入れに時間がかかり金額も上がっている」という話も聞きます。
希望の日程で建築可能なのか、費用の変動はないのかなどは事前に確認しておきましょう。
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