トイレの水が止まらない!
住まいのワンポイントアドバイスvol.4!
今日は、トイレの水に関するトラブルについてレクチャーします。
「詰まり」or「水が止まらない」
この2つがトイレで起こるトラブルの大半を占めています。
今回は、「水が止まらない」ケースについてお話しします。
私も経験がありますが、トイレの水を流したあと、手洗いノズルから出てくる水が止まらなくなったら結構焦ります。
水が流れないよりも止まらない方が「どうしよう、どうしよう!」とパニックになりやすいものなんです。
そんなとき、給水の構造をちょっと知っていれば、10秒で応急処置ができます!
注目するのはココ!これがトイレの止水栓です。
普通のハンドルがついている場合もありますが、マイナスドライバーで閉めるものが多いです。
この止水栓をマイナスドライバーで右に回して閉めれば水は止まります。
ただし、これは応急処置でしかありませんので、水を止めたら専門業者さんに依頼して修理してもらうようにしましょう。
一応、よくある原因を簡単に紹介します。
※作業前に止水栓を閉めるのを忘れずに!
トイレのロータンクを開けるとこんな感じになっています。
まず、考えられるのはボールタップ(浮き)が引っかかって沈んだままになっているケース。
これは、引っかかっている部分を外せば直ることがあります。
もうひとつのパターンは、ゴムフロートと洗浄管の間に異物が詰まったケース。
ゴムフロートは、タンクにたまった水を流したり止めたりする弁の役割を果たしています。ここに固形の洗浄剤が入り込んで詰まることがとても多いです。
こんなときの処置は簡単です。異物の取り除けばOK!
処置後は、止水栓を左に回し、水を出してチェックします。
止水栓を開けてから、タンクに水がたまりきったところで、水が止まればOK!
注意点として、水回りは素人が下手に修理しようとすると、思わぬ2次トラブルの原因となります。
安全のためにも、必ず専門の修理業者さんにみてもらうようにしてくださいね。
今日の格言
水回り 困ったらまず 止水栓。ただし、素人工事は要注意。
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