ここ四万十市には、１８８９年中村が発足、１８９８年に中村町となり、１９５４年に中村市となり、２００５年に四万十市になった、という歴史があります。

新しい庁舎を建てるために、大橋通に隣接していた天神山を切り崩したそうです。

山に祀られていた天神様は一條神社に移されたそうで市役所の駐車場にはお地蔵さんが祀られています。

そんな歴史ある四万十市の中心街の中に今回ご紹介する物件がございます。

最近のデジタルカメラは性能がよく綺麗に写ってしまい、古さが伝わりにくいという難点があり、少々残念でしたが、今回撮ってきた写真とこのレビューを見て、ライムハウスの歴史といいますか、レトロ感を味わっていただければと。

2階建ての戸建ては、薄い水色のプレハブ感が印象的。

玄関は正面かと思いきや右側の少し狭い通路から入ります。

室内に入るとそこはもう昭和の風合い。

どこか懐かしくてウルウルっときちゃう方もいらっしゃるかもしれません。

間取りは6Kで、キッチンスペース以外は全て和室になります。

ただここの物件、ただ古いだけじゃないんです。

玄関から室内に入るとパッと付く明かり。

そう、人感センサーの照明。

トイレにはウォシュレットがあり浴室にはなんとサーモスタットバス水栓。

築年数が結構経っている物件ですと洗濯機置場は室外が多いですがライムハウスはちゃっかり室内に設置されています。

そして1階と2階、どちらにも火災警報器が。

古そうなくせして「まだまだ現役だぜ。」といわんばかりの設備の数々。おじいちゃんやるなぁ・・・。

今まで私がライムハウスをご案内させていただいた中でお客様が一番「お～！」と声をあげていたのが2階へと上がる階段です。

昔ならではの急な階段。

小さなお子様がいらっしゃる方は不安かもしれませんが、手すりが付いていますのでゆっくり上り下りしてください。

2階は4部屋ある和室が全て襖一枚で繋がった状態になっています。

少し色あせた襖がいい味出してるんですよね・・。

ちなみに畳のある場所の方が畳のない場所よりも、集中力が高まるという研究の結果が出ているそうです。

ライムハウスに暮らしだしたらお子様の成績が上がる！！かもしれないですね。

ライムハウスはまさに和の宝箱。

生活面を考えても、四万十市役所やコンビニ、飲食店など周辺に盛りだくさん。

和と共に、四万十市の中心街を直に感じる生活はいかがでしょうか？