四万十市から建物に関する3つの補助
4月から新年度が始まり、1か月がたった今頃から、県や市の補助金の申請受け付けが始まるものがあります。
広報などでご存知の方も多いかとは思いますが、災害関係の、特に住宅に関係のあるものをご紹介したいと思います。
まずは、住宅耐震化事業。
昭和56年5月31日までに着工された建物で、木造家屋であることが前提です。耐震診断だけなら、申し込みをして条件をクリアすれば、耐震診断士に市のほうが直接支払ってくれますので、懐が痛むことがありません。耐震診断士を指名することもできるようです。
また、自費で耐震工事をした方も、条件を満たせば診断をしてくれるようなので、心配な方は申し込んでみるのもいいかもしれませんね。
診断で、倒壊の危険があるとなれば耐震設計をして、改修工事となります。今年度から、耐震設計費も全額補助になりましたので、負担がぐっと減ります。
耐震設計費と改修工事に関しては領収書を提出して、補助金をもらうという形になるようですが、申請によっては事前に補助分を支払ってもらうこともできるようです。耐震設計費、改修工事費は全額補助となっていますが、上限がそれぞれあります。それを超えると自己負担になりますので、ご注意ください。
次に、老朽住宅等除去事業。
こちらも昭和56年5月31日までに着工された住宅で、倉庫や店舗も対象になるようです。ただ、倒壊した際、避難路をふさぐ可能性がある建物が対象のようで、申請したい建物がそれに当たるかどうかの判断が少し難しいかもしれません。
承認されれば、除去費用の8/10(上限100万円)が補助されるので、更地にしたいけど予算が厳しいという方は、一度、申請されてみてはいかがでしょうか。
こちらの申し込み期間は5月31日までですので、気になる方はお急ぎください。
老朽住宅と共に、ブロック塀なども倒壊の危険があり、避難路を塞ぐ可能性がある場合は補助金が出ます。
それぞれの受け付けは今日5月10日(火)からです。市役所3階のエレベーターを降りて右奥、地震防災課へお申込み、お問い合わせください。窓口ではこのブログや広報では書ききれない詳細をもっときちんと説明してくださいます。ちなみに電話番号は 0880-35-2044 です。
私が問い合わせた際は、とても丁寧に教えてくださいました。私の買った家も古い家で、耐震補強はしたのですが、まだちょっと心配なので、診断だけでもお願いしようかと思っております。
もし、使っていない家や倉庫などで申請できそうなものがあれば、この機会に更地にしてみてはどうでしょう?更地にできなくても、今は低金利で、家を建てたい、買いたいというお客様はたくさんいらっしゃいます。
借りたい、貸したいだけでなく、売りたい、買いたいも全力で仲介いたします。相続に関するご相談もお受けしています。売りたい家や土地、活用したい家、土地などがあれば、ぜひ一度お電話にてご相談ください。もちろん、ご来店も大歓迎ですよ!!
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